第20回日本価値創造ERM学会研究発表大会開催のご案内

1. 開催日時

第1部:研究発表 2026年9月3日(木)09:45~15:10

会場(東京理科大学神楽坂キャンパス:東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階)とオンライン(Zoom)でのハイブリット開催

第2部:基調講演&ディスカッション 2026年9月3日(木)15:30~18:15

会場(東京理科大学神楽坂キャンパス:東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階)とオンライン(Zoom)でのハイブリット開催

2. 参加資格

  • 第1部の研究発表は会員限定とし、個人会員・法人会員(3名まで)は無料で参加いただけます。
  • 第2部の基調講演&ディスカッションは会員向けではありますが、当学会に興味・関心のある非会員の方も特別に参加できます。是非ご参加下さい。

3. 参加登録

  • 以下のアドレスから参加登録してください。
    • https://javcerm.jp/rpc/verifyemail.php
    • 会員の方は、この案内メールをお届けしましたアドレスでお申し込みください。
    • 別のアドレスから大会参加をご希望の場合には、申込時にお知らせください。
  • 法人会員で複数名申し込みの場合
    • 本案内メールを差し上げました法人会員登録の担当者がお申込みください。
    • 最大3名まで登録いただけます(追加、削除可能です)。

4. その他

  • 参加申込み登録完了されますと、返信メールにて当日のZoomのURLなどが自動返信されますのでご確認ください。万が一、受付完了メールが届かない場合はJAVCERM事務局までご連絡下さい。
  • 会場参加・懇親会は定員に達し次第締め切ることがございますので、予めご了承ください。
非会員の皆様には、研究発表大会を機会にご入会ご検討いただければ幸いです。

入会をご希望の方はJAVCERM事務局までご連絡ください。
「研究発表」の部を含む全体の大会参加のためのご入会の場合は、事務手続きの関係上、8月19日(水)までに年会費の振込み完了いただきますようお願い申し上げます。

第20回日本価値創造ERM学会 研究発表大会プログラム

第1部 研究発表
  1. 日時:2026年9月3日(木)09:45~15:10(受付開始 09:25)
  2. 開催形式:東京理科大学神楽坂キャンパス:東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階とオンライン(Zoom)でのハイブリッド開催
《プログラム》
09:45~10:00 開会式【P51会場】

総合司会 副会長 太田 洋子(野村證券)
開会挨拶 会長 加藤 晃(東京理科大学)

10:00~12:00 研究報告A【P51会場】企業価値/事業価値①(各40分)座長:砂川 伸幸(京都大学)

①「未上場企業におけるM&Aの効果―譲渡企業の売上成長率・従業員一人当たり利益・従業員数成長率の変化に関する実証分析―」
三宅 悠(京都大学経営管理大学院 後期博士課程)、米澤 恭子(京都大学経営管理大学院 後期博士課程)

②「企業価値向上に向けたバイオ医薬品製造技術の事業性評価―社会的価値と経済的価値を統合する環境統合型事業性評価モデルの提案と考察―」
友田 裕康(富士フイルムエンジニアリング株式会社)、岡本和也(日本工業大学 大阪大学 山口大学 北海道科学大学)

③「早期希望退職と企業のパフォーマンス:人件費削減を通じた影響の実証分析」
水谷 明博(京都大学大学院経営管理教育部経営科学専攻)

10:00~12:00 研究報告B【P52会場】人的資本/無形資産(各40分)座長:徳島 勝幸(ニッセイ基礎研)

①「日本におけるソーシャルファーム(社会的企業)に関する研究―社会性と持続可能性の両立に関する一考察―」
島根みずき(美海社会保険労務士事務所)、三宅 将之(日本工業大学)

②「生物多様性に基づいたブランド価値の可視化―自然資本と地価の関係―」
倉持 純太(野村證券株式会社 金融工学研究センタークオンツ・ソリューション・リサーチ部)

③「高い透明性が成長投資のリスクテイクを促進する 」
小川 康(インテグラート株式会社)

10:00~11:20 研究報告C 【P53会場】中小企業経営(各40分)座長:三宅 将之(日本工業大学)

①「小醤油製造業における価値創造および高価格提供を実現するマーケティング活動に関する研究」
山口卓也(味の素株式会社)

②「リソース制約のある中小企業における事業化プロセスの考察―両利きの経営の視点から―」
吉村正昭(城西大学大学院経営学研究科博士後期課程)、姜理恵(城西大学大学院経営学研究科教授)、岩瀬敦智(法政大学大学院イノベーション・マネージメント研究科准教授)

12:00~13:10 休憩(昼食時間)
13:10~15:10 研究報告D【P51会場】リスクマネジメント/CG(各40分)座長:王 京穂(明治大学)

①「法人税法における不確定概念と企業リスクの研究 」
鷹野広和(弁護士法人シーライト)、豊田雄彦(大妻女子大学社会情報学部)

②「低頻度・高損失リスクに対する企業意思決定と市場評価―保険を中心としたリスク対応行動の分析―」
宮永雅好(中央大学 大学院 戦略経営研究科)、鈴木博人(中央大学 大学院 戦略経営研究科)

③「従業員の緊急時貯蓄と人的資本のリスクマネジメント―米英の年金連動型緊急貯蓄制度と「財形」の比較制度分析―」
梶原 真紀 (和光大学 経済経営学部 准教授)

13:10~15:10 研究報告E【P52会場】企業価値/事業価値②(各40分)座長:姜 理恵(城西大学)

①「経営目標と財務パフォーマンスの関係性分析―FP&A機能と非財務指標に注目した検証―」
益田 良夫(京都大学経営管理大学院博士課程(富士通株式会社 財務経理本部 本部長))

②「ESGと企業業績の因果関係について」
郭 佳琳 (明治大学グローバル・ビジネス研究科、LSEGデータ&アナリティクス) 、王 瑶、王 京穂、笠井 康則(明治大学)

③「組織学習行動とマクロ経済変動の財務接続―バリューチェーン分析を用いたリスク解析モデルの検討―」
藤原 浩一(同志社大学大学院ビジネス研究科)、熊谷 善彰(早稲田大学教育・総合科学学術院)

13:10~14:30 研究報告F【P53会場】新技術と経営管理(各40分)座長:加藤 晃(京都大学)

①「AIを活用した経営戦略分析と意思決定支援」
清水 信博(株式会社NeoTech Innovation 代表取締役 兼 CEO)、 原田 敬功(株式会社NeoTech Innovation 取締役 兼 CSO)

②「AIエージェントの活用がもたらす付加価値創造と無形資産の活用についての一考察」
望月利昭(学校法人明治大学教務事務部)

第2部:基調講演&パネルディスカッション『経営の意思決定を企業価値創造につなげる』―コングロマリット・ディスカウントから考える価値創造ERM―

日本価値創造ERM学会では、ERMを単にリスクを抑制するための仕組みではなく、不確実性の中で取るべきリスクを選択し、企業価値の向上につながる経営の意思決定を支える仕組みと捉えています。それでは、経営の意思決定は、実際にどのように企業価値の創造につながるのでしょうか。また、その意思決定を支えるために、ERMはどのような役割を果たせるのでしょうか。

本講演会では、この問いを「コングロマリット・ディスカウント」を題材として考えます。複数の事業を抱える企業では、本社が各事業の将来性とリスクを見極め、投資、撤退、M&A、資金・人材の配分などを決定します。こうした意思決定によって、本社は複数事業を個別に経営する以上の価値を生み出せる可能性があります。一方、資源配分の歪み、既存事業への固執、成長事業への過少投資、撤退の遅れなどが生じれば、本社の意思決定が企業価値を毀損し、コングロマリット・ディスカウントにつながる可能性もあります。

本講演会では、コングロマリット・ディスカウント研究の第一人者である慶應義塾大学商学部教授の牛島辰男氏と、長年にわたりアナリストとして日本企業を分析してきた西村経営研究所代表の西村修一氏をお迎えします。牛島氏には、多角化企業における本社経営の課題を、企業内部で資金や人材を配分する「企業内市場」の視点も交えてご講演いただきます。西村氏には、日本の化学企業がコングロマリット・ディスカウントとどのように向き合ってきたかについて、資本市場と企業経営の実務からお話しいただきます。

続くパネルディスカッションでは、研究、企業経営、資本市場の視点を交差させながら、本社の意思決定が企業価値を創造する条件を検討します。そのうえで、各事業のリスクと可能性をどのように把握し、取るべきリスクを選択し、全社的な資源配分や事業ポートフォリオの変革につなげるのか、その意思決定を支える価値創造ERMのあり方を議論します。

《プログラム》
  1. 日時:2026年9月3日(木)15:30~18:15(受付開始:15:15)
  2. 開催形式:東京理科大学神楽坂キャンパス(東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階)の【P51会場】とオンラインでのハイブリット開催
  3. 解題:日本価値創造ERM学会会長 加藤 晃 氏(15分)
  4. 基調講演1:「コングロマリット・ディスカウントが映す日本企業の経営課題」(45分)慶應義塾大学商学部教授 牛島 辰男 氏
  5. 基調講演2:「コングロマリット・ディスカウントと戦う日本の化学業界」(20分)西村経営研究所代表(元野村證券アナリスト)西村 修一 氏
  6. パネルディスカッション(質疑応答含めて85分)
  • 〈パネリスト〉
    • 牛島 辰男 氏(慶應義塾大学商学部教授)
    • 西村 修一 氏(西村経営研究所代表)
    • 加藤 晃 氏(京都大学経営管理大学院 特命教授 日本価値創造ERM学会 会長)
  • 〈モデレーター〉
    • 小粥 泰樹 氏 日本価値創ERM学会 副会長 評議員・理事
  1. 懇親会の開催について
  • 講演会終了後に懇親会を実施予定です。
    • 開催時間:18:30~20:30頃まで
    • 参加費:5,000円
    • 会場:東京理科大学神楽坂キャンパス8号館2階 学生食堂
  • 参加費は当日受付にてお支払いください。
  • 懇親会に参加される方は8月23日(日)までに参加登録をお願いいたします。
〈講師紹介〉
牛島 辰男(うしじま たつお)氏

慶應義塾大学商学部教授。1989年慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Ph.D.(Management)。三菱総合研究所研究員、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール)教授を経て、2015年より現職。経営学とファイナンスの見地から、事業の多角化や組織再編などのテーマを中心に研究。主な著書に『企業戦略論:構造をデザインする』(有斐閣、2022年)がある。

西村 修一(にしむら しゅういち)氏

西村経営研究所代表。1988年九州大学経済学部卒業。野村総合研究所および野村證券の調査部門にて、セルサイドアナリストとして化学・繊維業界を担当。2011年からは投資銀行部門に移り、インベストメントバンカー、役員として化学、繊維、ヘルスケア業界のM&Aやファイナンスを主導する。2025年に野村證券を退任。現在は、アナリストとインベストメントバンカーの双方で培った豊富な経験を生かし、西村経営研究所代表として、様々な業界の企業経営をサポートしている。

〈モデレーター・パネリスト紹介〉
加藤 晃(かとう あきら)氏

東京理科大学大学院経営学研究科 教授、京都大学経営管理大学院 特命教授。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士後期課程修了、博士(経営管理)。1982年、防衛大学校卒業後、貿易商社、AIU保険会社(傷害保険業務部課長、AIGインシュアランスサービス社長)、愛知産業大学経営学部教授を経て、2020年4月より現職。経済産業省ISO/TC322委員・エキスパート、(社)日本証券アナリスト協会サステナビリティ報告研究会委員、日本価値創造ERM学会会長。著書・監訳・論文多数。

小粥 泰樹(おかい やすき)氏

日本価値創造ERM学会理事、元野村総合研究所研究理事。専門は金融機関経営とデジタル戦略。1988年野村総合研究所入社、公社債の数理分析、金融ソリューション系新事業開発、コンサルティング及びリサーチ業務などに従事し2023年6月退任。金融の付加価値とデジタル化の関係性に着目し、金融機関のDX支援を中心に活動。「流動性 vs 利便性 vs ナレッジ」(NRI知的資産創造2020/3)、「デジタル化が変える競争優位性」(NRI 2019年新春フォーラム)など。

以上

〈事務局〉

日本価値創造ERM学会(JAVCERM)
〒104-0033 東京都中央区新川2-22-4 新共立ビル2階
Email: info@javcerm.jp
URL: https://javcerm.jp