2012年度 第2回研究会

★日本価値創造ERM学会 24年度第2回研究会★

24年度第2回研究会を下記の通り、2012年5月18日(金)に開催いたします。
参加を申込まれる方は、件名を「研究会申込」と明記して
(1) 参加者氏名  (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を下記お申込先までEメールにてお申込みください。

【研究会参加申込先】
日本価値創造ERM学会事務局 ; javcerm@meiji.ac.jp

★日本価値創造ERM学会 24年度第2回研究会★

第1部 講演(15:00~16:30)

「危機に強い組織を作る」

法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科教授 高田朝子

資料1(pdf)

モルガン・スタンレー証券会社勤務をへて、サンダーバード国際経営大学院国際経営学修士(MIM)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士(MBA)、同博士課程修了。
経営学博士。専門は組織行動 リーダーシップ 危機管理

【主な著書】
『人 脈の出来る人 人は誰のために「一肌ぬぐ」のか?』(慶應義塾大学出版会)
『危 機対応のエフィカシー・マネジメント -「チーム効力感」がカギを握る-』(慶應義塾大学出版会)

[要旨]

危機に強い組織とはどのような組織なのか。
中央集権型の組織での対応は本当に合理的な危機対応なのか。
様々な事例をもとに危機に強い組織について 考えます。

第2部 講演(16:30~18:00)

「金融機関経営における資本規制とERM」

神奈川大学経営学部 准教授 菅野正泰

資料2(pdf)

京都大学博士(経済学)、一橋大学MBA(金融戦略)。
1989年に農林中央金庫に入庫して以来、実務の現場で20年間、
ファイナンシャル・リスクジビネスに携わる。
前職のアーンスト・アンド・ヤング(新日本有限責任監査法人)では、
グローバル・フィナンシャルサービス・リスクマネジメントで、
国内外の大手金融機関・事業会社に対して、クレジット・リスク、ERM、保険リスク、ITセキュリティリスクなど、コアリスクのアドバイザリーに従事。大学に転身後は、ファイナンスの教育・研究の傍ら、公的機関(金融庁、損保総研等)、アクチュアリー資格試験講座、民間セミナーにおいて、数多く講師を務めてきている。

著書に、『信用リスク評価の実務』(中央経済社)、
『入門 金融リスク資本と統合リスク管理』(金融財政事情研究会)、
『リスクマネジメント』(ミネルヴァ書房)など。

[要旨]

銀行や保険会社など金融機関の保有するリスクは多様であり、金融機関におけるリスク管理は規制対応とERMの両面で実施されています。
百年に一度と言われたグローバル金融危機発生から僅か数年で、欧州ではギリシャに端を発する欧州債務危機、わが国では、3・11の巨大地震・原発問題が発生するなど、様々なマクロストレスが金融資本市場とマクロ経済、自然災害との相互連関によって、ミクロとしての金融機関の経営に甚大な影響を及ぼしてきています。
この複雑化するリスクに直面する現代において、リスク管理の実務と研究の観点から、昨今のリスク管理の潮流を規制とERMの両面から俯瞰してみたいと思います。

(主な論点)
・銀行規制(バーゼルⅡ・バーゼルⅢ)
・保険規制(ソルベンシーⅡなど)
・金融機関のERM(統合リスク管理)
・昨今のリスク管理上のトピック(システミック・リスクなど)

以上

○日時: 2012年5月18日(金)15:00~18:00

○場所: 明治大学 アカデミーコモンビル9F 309A教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

○参加申込:(1)参加者氏名(2)ご所属(3)会員種別(個人/法人/非会員)
を、学会メールアドレス(javcerm@meiji.ac.jp)までお送りください。【注】メール件名を「研究会申込」としてください。

○申込締切り: 5月14日(月)
(資料準備のため、事前申込みにご協力ください)

○参加費:
●法人会員(3枠)無料 ※4名からは非会員枠になります。
●個人会員¥2000- 非会員¥5000-
(当日受付でお支払いください)