会員各位
26年度第3回研究会を下記の通り、2014年6月20日(金)(18:30~20:00)に開催いたします。
参加を申込まれる方は、件名を「研究会申込」と明記して
(1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を下記お申込先までEメールにてお申込みください。
【研究会参加申込先】
日本価値創造ERM学会事務局 ; javcerm@meiji.ac.jp
★日本価値創造ERM学会 26年度第3回研究会★
講演(18:30~20:00)
「世界の再保険市場の動向と日本の現状」
石井 隆
【プロフィール】
1981年トーア再保険会社入社、2000年Danish Re(現Markel International(ロイズ・シンジケート))入社、2001年Gen Re 日本支配人として入社、同社P&C再保険オフィス ジェネラルマネージャー(現在)。日本及び海外の再保険業務全般について広く経験。また、PwC主催「自然災害リスク研究会」メンバーとして、自然災害リスクの認識と経済的備えの重要性について積極的に提言活動を行っている。
著書:『最後のリスク引受人』(保険毎日新聞社)、『最後のリスク引受人2 日本経済安全保障の切り札』(保険毎日新聞社)、『銀行窓口の法務対策4500講(共著)』(きんざい)など多数
【要旨】
環太平洋造山帯の地震活動の活発化、気候変動と異常気象の多発など近年の世界的な巨大自然災害の増加傾向、経済のグローバル化と産業の高度化、日本企業のアジア諸国を始めとした海外進出により、企業のリスク・ファイナンス拡充の必要性と保険の重要性が高まっている。
講演では、世界の再保険市場の全体像とその動向について概括的に説明を行い、続いて世界と日本の巨大自然災害リスク及び過去の大規模自然災害や重大事故の事例から保険と再保険の役割について解説する。また、日本企業のリスク・ファイナンスについて保険の利用実態から問題を明らかにし、そのことと再保険の関連について述べる。さらに、日本には英国のロイズ市場や欧米先進諸国にあるような大きな再保険市場がなく、再保険の大部分を国際再保険市場から購入しているが、日本の規制環境を始めとした背景と国際再保険市場への過度な依存の問題点について述べる。そして、企業のリスク・ファイナンスの向上のために、日本に経済規模とリスク量に見合った再保険市場を創設することの必要性について述べる。
○日時: 2014年6月20日(金)18:30~20:00
○場所: 明治大学 リバティータワー 8 階 1084 教室 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
○参加申込: (1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を、学会メールアドレス(javcerm@meiji.ac.jp)までお送りください。
【注】メール件名を「研究会申込」としてください。
○申込締切り: 6月16日(月)
(資料準備のため、事前申込みにご協力ください)
○参加費:
法人会員(3枠) 無料
※4名からは非会員枠になります。
個人会員¥2000-
非会員¥5000-(当日受付でお支払いください)