★日本価値創造ERM学会 24年度第3回研究会★
24年度第3回研究会を下記の通り、2012年6月15日(金)に開催いたします。
参加を申込まれる方は、件名を「研究会申込」と明記して
(1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を下記お申込先までEメールにてお申込みください。
【研究会参加申込先】
日本価値創造ERM学会事務局 ; javcerm@meiji.ac.jp
★日本価値創造ERM学会 24年度第3回研究会★
第1部 講演(15:00~16:30)
「持続的な価値創造に資する非財務情報開示のあり方~
「統合報告」の我が国企業にとっての意義」
あらた監査法人あらた基礎研究所 安井 肇
1975年東京大学法学部卒。日本銀行(横浜支店長、考査局次長等を歴任)を経て、2003年中央青山監査法人へ入所。2006年あらた監査法人へ移り、2007年からあらた基礎研究所長。
2011年11月から本年3月まで経済産業省経済産業政策局からの委託で
「持続的な価値創造に資する非財務情報開示のあり方に関する研究会」事務局の一員を務める。現在日本価値創造ERM学会理事、日本知的資産経営学会学術顧問を兼任。
主要論文:
(1)金融イノベーション、規制緩和の進展が内部統制強化を招来する(週刊金融財政事情、平成18年9月4日号)
(2)監査法人をめぐる環境変化と今後の対社会からの期待の高まリに対応を迫られる監査法人(ジュリスト,No.1344, 平成19年11月)
(3)経営陣のための「統合リスク管理」入門 (CRD10年、平成23年2月)
(4)21世紀の企業報告のあり方を問う「統合報告書」構想(週刊金融財政事情、平成23年11月21日号)
[要旨]
財務情報と非財務情報を一体的・整合的に開示する「統合報告」をめぐる
議論が国際統合報告審議会(International Integrated Reporting Council、以下IIRC)で議論されています。
IIRCが提示した統合報告の青写真によると、企業の価値創造過程を簡潔明瞭に表現するのが統合報告だとされています。
価値創造過程ということは、事業機会やリスクに関する説明が重要な要素になります。
今回の講演では、その青写真の内容をご説明するとともに、こうした動きがグローバルに出てきた背景、日本企業が統合報告に取り組むことの意義、内外における統合報告に向けた開示の先進事例などについて、ご説明します。
第2部 講演(16:30~18:00)
「投資家目線を意識した非財務情報IRの在り方について」
野村證券 金融工学研究センター クオンツ・ソリューション・リサーチ部
シニアクオンツアナリスト 張替 一彰資料2(pdf)
野村総合研究所入社後、野村證券に転籍。転籍後、一貫して、
ERM関連業務に従事。
経済産業省「事業リスク評価・管理人材育成システム開発事業」、
「R&Dガパナンス調査研究会」、気象庁「天候リスク研究会」 、
国土交通省「不動産リスクマネジメント研究会」等に委員として参加。
著書に『企業価値向上の財務戦略』(ダイヤモンド社、共著、不動産協会優秀著作奨励賞受賞)、
『コモディティファイナンス』(日経BP社、共訳)、「企業価値向上の事業投資戦略」(ダイヤモンド社、共著、第5回M&Aフォーラム賞『正賞』受賞)等がある。
[要旨]
有価証券報告書における「事業等のリスク」や「コーポレート・ガバナンスの状況等」、知財報告書、CSRレポート、サステナビリティレポートなど、
事業会社による様々な非財務情報の開示が増大している中、機関投資家もこうした情報を企業価値を評価する上で非常に重要なものであると考え、新たな投資情報として活用することを模索し始めている。
こうした動きを踏まえつつ、投資家目線を意識した非財務情報IRの在り方に
ついて検討する。
○日時: 2012年6月15日(金)15:00~18:00
○場所: 明治大学 アカデミーコモンビル9F 309A教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
○参加申込:(1)参加者氏名 (2)ご所属 (3)会員種別(個人/法人/非会員)
を、学会メールアドレス(javcerm@meiji.ac.jp)までお送りください。 【注】メール件名を「研究会申込」としてください。
○申込締切り: 6月11日(月)
(資料準備のため、事前申込みにご協力ください)
○参加費: 法人会員(3枠) 無料
※4名からは非会員枠になります。
個人会員¥2000- 非会員¥5000-(当日受付でお支払いください)