日本価値創造ERM学会第15回研究発表大会開催のご案内

  1. 開催日時:2021年9月7日(火)10:00-17:00/オンライン開催
    (*昨年に続き本年もコロナ禍の状況を踏まえ、オンライン開催とします)
  2. 参加資格:
    • 「研究報告」の部は会員限定とし、個人会員・法人会員(3名まで)は無料で参加いただけます。
    • 「創立15周年記念イベント」の部は当学会主催セミナー参加者の皆様など、非会員の皆様にも無料で参加いただけます。
  3. 参加登録:
    • 個人会員・法人会員の方は、以下のアドレスから参加登録してください。
      https://javcerm.jp/rpc15/verifyemail.php
      • 参加登録は、この案内メールをお届けしましたアドレスでお申し込みください。
      • 別のアドレスから大会参加をご希望の場合には、申込時にお知らせください。
    • 法人会員で複数名申し込みの場合
      • 本案内メールを差し上げました法人会員登録の代表者からお申込みください。
      • 最大3名まで登録いただけます(追加、削除可能です)。
    • 非会員の方は、以下のアドレスから参加登録してください。https://javcerm.jp/rpc15/verifyemail.php
  4. その他
    • 参加申込み登録完了されますと、受付完了のメールが届きますご確認ください。受付完了メールが届かない場合は事務局までご連絡下さい。
    • オンライン参加のためのアドレス、予稿集等のダウンロードのためのアドレス(会員のみ)は9月4日までにご連絡いたします。

現在、非会員の皆様には、研究発表大会を機会にご入会ご検討いただければ幸いです。

〈日本価値創造ERM学会 個人会員入会フォーム〉
https://javcerm.jp/application
※「研究報告」の部を含む全体の大会参加のためのご入会の場合は、事務手続きの関係上、8月31日までに年会費の振込み完了いただきますようお願い申し上げます。

第15回日本価値創造ERM学会 研究発表大会プログラム

開催日時:2021年9月7日(火)10:00-17:00/オンライン開催

10:00-10:10
総合司会 副会長 太田洋子(野村證券)
開会挨拶 会長 三宅将之(日本工業大学)

(※)午前のAとB、午後のCとDは並行して同時開催

10:10-12:10 研究報告A:価値創造とERM経営Ⅰ(各発表20分・Q&A10分)座長:吉野太郎(東京ガス)

10:10-10:40
A-1 取締役会ダイバーシティと企業価値及びパフォーマンスとの関係
―伊藤桂一(SMBC日興証券)

10:40-11:10
A-2 今、期待されるサステナブル経営への転換とは~日本の製造業における経営改革への示唆~
―小野塚惠美・加藤晃(東京理科大学)

11:10-11:40
A-3 インフォーマル・コミュニケーションの活性化とイノベーションに関する事例分析~企業規模の比較による創造性向上の実証分析を踏えて~
―宮永雅好・福田政紀(東京理科大学)

11:40-12:10
A-4 意思決定から見た企業不祥事発生の原因分析と防止の為の取組み
―川崎耕(明治大学)

10:10-12:10 研究報告B:価値創造とERM経営Ⅱ(各発表20分・Q&A10分)座長:三宅将之(日本工業大学)

10:10-10:40
B-1 SIerのビジネスモデル転換によるIT人材の活用~次世代IT人材への転換~
―今井佳和・加藤晃(東京理科大学)

10:40-11:10
B-2 キューブ品質の確立による非財務的価値の向上
―北江翔司(キューブシステム)

11:10-11:40
B-3 コロナ禍における観光産業への影響と今後の課題
―小池理人(第一生命経済研究所)

11:40-12:10
B-4 観光業に求められる構造転換~ポストコロナに向けて~
―新堀毅・近山俊也(中小企業診断士)

12:10-13:00
休憩(昼食時間)

13:00-15:00 研究報告C:価値創造とERM経営Ⅲ(各発表20分・Q&A10分)座長:王京穂(明治大学)

13:00-13:30
C-1 デジタル活用による製造業の成長戦略
―志村健二(ビジネスエンジニアリング)

13:30-14:00
C-2 製薬会社と患者市民参画が生み出す新たな価値
―白石裕美・加藤晃(東京理科大学)

14:00-14:30
C-3 企業がイノベーションを惹き起こす地域金融機関の企業支援とそのために有効な企業価値評価に関する研究
―山下正人(京都大学)

14:30-15:00
C-4 分散型金融による価値創造についての一考察~NFTを事例として~
―望月利昭(明治大学)

13:00-15:00 研究報告D:ERMと金融(各発表20分・Q&A10分)座長:砂川伸幸(京都大学)

13:00-13:30
D-1 SOTP分析によるコングロマリットプレミアム・ディスカウント評価
―渡邊正直(野村證券)

13:30-14:00
D-2 劣後ローン・劣後債発行が当該企業財務パフォーマンスへ与える影響に関する実証分析
―中山健悟(京都大学)

14:00-14:30
D-3 大企業/スタートアップ企業の相互成長を目指す国内CVC戦略
―當麻晃弘(東京理科大学)

14:30-15:00
D-4 競争優位の源泉としての内部マネジメント能力とリスクマップによる財務インパクトの分析
―藤原浩一・熊谷善彰(同志社大学、早稲田大学)

15:00-15:15
休憩

15:15-16:45 創立15周年記念イベント「JAVCERM 15年間と今後の日本企業経営への展望」

基調講演:刈屋武昭(創立会長)
「事業部制日本でERM経営が進まないわけ~パナ中村革命の失敗を例にして~(仮題)」

2007年JAVCERMでは、松下電器のリスクマネジメント室の宮崎勇気氏を招聘し、「松下電器のグローバル・グループのリスクマネジメント」について講演してもらった。その内容は、まさにERM経営の概念と具体的な枠組みを示すものであった。実際、松下電器中村邦夫社長と次の社長大坪文雄社長の下でその基礎的枠組が開発され、事業部制の廃止や工場等の資源の共有など、それを具体的に実践しようとしていった。しかし、津賀宏社長時代に再度事業部制に戻された。本講演では、その理由をERM経営と一般的な日本的経営の枠組みと経営者の思考法とメンタリティとの関係で、失敗の原因を考える。組織改革のリスクマネジメントである。

鼎談:
刈屋武昭(創立会長、名古屋商科大学ビジネススクール教授)
川北英隆(第2代会長、京都大学名誉教授)
加藤康之(第3代会長、京都先端科学大学教授)
聞き手 三宅将之(第4代会長、日本工業大学教授)

16:45-17:00
閉会挨拶 副会長 皆川宏(元三菱UFJ信託銀行)