- 開催日時
第1部:基調講演 2024年9月4日(水)14:00~17:00
会場(東京理科大学神楽坂キャンパス:東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階)とオンライン(Zoom)でのハイブリット開催
第2部:研究発表 2024年9月5日(木)09:20~16:15
会場(東京理科大学神楽坂キャンパス:東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階)とオンライン(Zoom)でのハイブリット開催 - 参加資格
- 第1部の基調講演は、非会員の皆様にも無料で参加いただけます。
- 第2部の研究発表は、会員限定とし、個人会員・法人会員(3名まで)は無料で参加いただけます。
- 参加登録
- 以下のアドレスから参加登録してください。
https://javcerm.jp/rpc/verifyemail.php- 会員の方は、この学会ご登録済みのメールアドレスでお申し込みください。
- 別のアドレスから大会参加をご希望の場合には、申込時にお知らせください。
- 法人会員で複数名申し込みの場合
- 本案内メールを差し上げました法人会員登録の担当者がお申込みください。
- 最大3名まで登録いただけます(追加、削除可能です)。
- 以下のアドレスから参加登録してください。
- その他
- 参加申込み登録完了されますと、返信メールにて当日のZoomのURLなどが自動返信されますのでご確認ください。万が一、受付完了メールが届かない場合はJAVCERM事務局までご連絡下さい。
- 会場参加・懇親会は定員に達し次第締め切ることがございますので、予めご了承ください。
非会員の皆様には、研究発表大会を機会にご入会ご検討いただければ幸いです。
入会をご希望の方はJAVCERM事務局までご連絡ください。
- 「研究発表」の部を含む全体の大会参加のためのご入会の場合は、事務手続きの関係上、8月21日(水)までに年会費の振込み完了いただきますようお願い申し上げます。
第18回日本価値創造ERM学会 研究発表大会プログラム
第1部:基調講演&パネルディスカッション
『企業の価値創造プロセスに関する共通認識の構築と価値獲得に向けて』
「価値創造」を標榜する企業は多く、自社の価値創造プロセスをどう捉えるかについては意識が高まっている一方で、実際に価値創造プロセスを回してサステナブルに「価値獲得」を実現できている企業は多くない。第1部では、価値創造プロセスを持続的に回すにはどうすれば良いか、言い換えれば、価値創造を価値獲得に繋げるためには何が必要か、というテーマで議論を行います。
最初に、日本価値創造ERM学会の加藤会長から「価値創造から価値獲得へ」というテーマの解題と価値獲得している企業の特長について解説を行い、その後、「価値創造プロセスの実現=持続的価値創造」について、企業サイド、投資家サイド、それぞれの視点で2つの基調講演を予定します。
一つ目の基調講演はオムロン執行役員の諏訪氏にご登壇いただき、「価値創造プロセスを回して実際に価値獲得することの難しさ」についてご紹介をいただきます。二つ目の基調講演では、野村證券シニア・リサーチ・フェローの許斐氏にご登壇いただき、「投資家から見て、価値創造プロセスを理解する上で重視される要件」について解説をいただきます。
その後、講演者3名によるパネルディスカッションでは、「価値創造プロセスをステークホルダー間で認識共有する為にはどうしたらよいか」、「価値創造を価値獲得に繋げるためには何が必要か」などについて議論する予定です。
《プログラム》
- 日時:2024年9月4日(水)14:00~17:00(受付開始:13:30)
- 開催形式:東京理科大学神楽坂キャンパス(東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階)とオンラインでのハイブリット開催
- 解題:日本価値創造ERM学会会長 加藤 晃 氏(15分)
- 基調講演1:「持続可能な経営と価値創造プロセス(仮)」(30分)
オムロン(株)執行役員 技術・知財本部長 兼 オムロン サイニックエックス(株)代表取締役社長 諏訪 正樹 氏 - 基調講演2:「価値創造プロセスを理解する視点(仮)」(30分)
野村證券(株)金融経済研究所 シニア・リサーチ・フェロー 兼 アドバイザー 許斐 潤 氏 - パネルディスカッション(質疑応答含めて90分)
〈パネリスト〉
諏訪 正樹 氏(オムロン(株)執行役員 技術・知財本部長 兼 オムロン サイニックエックス(株)代表取締役社長)
許斐 潤 氏(野村證券(株)金融経済研究所 シニア・リサーチ・フェロー 兼 アドバイザー)
加藤 晃 氏(東京理科大学 教授 日本価値創造ERM学会 会長)
〈モデレーター〉
小粥 泰樹 氏(日本価値創ERM学会 副会長 評議員・理事) - 懇親会の開催について
第1部(9/4)講演会終了後に懇親会を実施予定です。
開催時間:17:15~19:00
参加費:3,000円
会場:東京理科大学神楽坂キャンパス8号館2階 学生食堂- 参加費は当日受付にてお支払いください。
- 懇親会に参加される方は8月26日(月)までに参加登録をお願いいたします。
〈講師紹介〉
諏訪 正樹(すわ まさき)氏
1997年、立命館大学理工学研究科博士後期課程修了後、オムロン株式会社入社。入社以来、画像・光センシングの研究開発に従事。技術・知財本部 技術専門職として籍を置きながら、2018年2月、オムロン サイニックエックス株式会社代表取締役に就任。2022年3月、オムロン株式会社 技術・知財本部長 兼 技術・知財戦略室長に就任。2022年4月、同社 執行役員に就任。奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科、九州工業大学生命工学研究科客員教授。人工知能学会 理事。
許斐 潤(このみ じゅん)氏
野村證券株式会社金融経済研究所、シニア・リサーチ・フェロー兼アドバイザー。1985年早稲田大学卒業後、野村総合研究所にて、建設、住宅・不動産、IT・インターネット業界などの証券アナリスト、株式ストラテジストを担当。野村證券エクイティ・リサーチ部長、APACエクイティ・リサーチ・ヘッド、経営役金融経済研究所長等を経て、2022年より現職。(社)日本証券アナリスト協会理事、(財)財務会計基準機構理事、(社)日本IR協議会IR優良企業賞審査委員、経済産業省・統合報告ESG対話フォーラム委員。
〈モデレーター・パネリスト紹介〉
加藤 晃(かとう あきら)氏
東京理科大学大学院経営学研究科 教授、京都大学経営管理大学院 特命教授。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士後期課程修了、博士(経営管理)。1982年、防衛大学校卒業後、貿易商社、AIU保険会社(傷害保険業務部課長、AIGインシュアランスサービス社長)、愛知産業大学経営学部教授を経て、2020年4月より現職。経済産業省ISO/TC322委員・エキスパート、(社)日本証券アナリスト協会サステナビリティ報告研究会委員、日本価値創造ERM学会会長。著書・監訳・論文多数。
小粥 泰樹(おかい やすき)氏
日本価値創造ERM学会理事、元野村総合研究所研究理事。専門は金融機関経営とデジタル戦略。1988年野村総合研究所入社、公社債の数理分析、金融ソリューション系新事業開発、コンサルティング及びリサーチ業務などに従事し2023年6月退任。金融の付加価値とデジタル化の関係性に着目し、金融機関のDX支援を中心に活動。「流動性 vs 利便性 vs ナレッジ」(NRI知的資産創造2020/3)、「デジタル化が変える競争優位性」(NRI 2019年新春フォーラム)など。
第2部 研究発表
- 日時:2024年9月5日(木)09:20~16:15
- 開催形式:東京理科大学神楽坂キャンパス:東京都新宿区神楽坂2-6 PORTA神楽坂5階とオンライン(Zoom)でのハイブリッド開催
《プログラム》
09:20~09:30
総合司会 副会長 太田 洋子(野村證券)
開会挨拶 会長 加藤 晃(東京理科大学)
09:30~12:10 研究報告A:ERM(各40分)座長:三宅 将之(日本工業大学)
- 「リスクファイナンス視点を取り入れた組込ソフトウェアの保守ビジネスの提案」
五十嵐 亮(株式会社ユビキタスAI、東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「テキストマイニングを活用したわが国製造業のリスク情報開示分析」
那須 亮介(光産業創成大学院大学)・姜 理恵(光産業創成大学院大学) - 「企業経営における産業消滅リスク:イノベーションと金融システム、産業代替のマクロ経済学からの考察」
藤原 浩一(同志社大学)・熊谷 善彰(早稲田大学) - 「中小企業におけるリスクマネジメント普及に関する研究~顧客からの信頼を向上させるリスク教育とリスク対策の情報開示~」
大森 英直(リスクブランディング株式会社)
09:30~12:10 研究報告B:企業価値・事業価値とマネジメント(各40分)座長:徳島 勝幸(ニッセイ基礎研)
- 「デジタル技術革新が創薬に及ぼす影響に関する研究」
山中 崇裕(東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「東芝テックにおける研究開発の成功要因分析~製品化の成否に影響を与える要素の解明~」
冨山 隆志(東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「医療現場における機器メーカーのSocial Outcomeの考察」
戸村 貞明(東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「新しい青果物流形態の提案」
奥山 勝央(株式会社Fosbury・東京理科大学)・青木 英彦(東京理科大学)
12:10~13:20 休憩(昼食時間)
13:20~15:20 研究報告C:人材・知識資産のマネジメント(各40分)座長:加藤 康之(京都先端科学大学)
- 「サービスにおける実践知継承とその課題克服」
藤原 秀一(株式会社インターネットイニシアティブ、東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「組織変革リーダーの非認知能力の傾向と育成について」
中村 絵理子(東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「持続可能な基礎自治体を目指すための変革ドライバー考察」
石原 弘子(東京理科大学)・青木 英彦(東京理科大学)
13:20~16:00 研究報告D:経営・事業戦略(各40分)座長:砂川 伸幸(京都大学)
- 「国内技術の海外移転による“第3の柱”となる事業創出」
池澤 庸介(東京理科大学)・青木 英彦(東京理科大学) - 「社内ベンチャー制度が企業内起業家精神の促進環境に与える影響に関する一考察~製造業の新規事業開発部門の事例~」
伊藤 雅典(光産業創成大学院大学)・姜 理恵 (光産業創成大学院大学) - 「Web3.0時代の新たな資金調達手段の考察」
伊藤 大介(株式会社クシム、東京理科大学)・青木 英彦(東京理科大学) - 「ESG的観点とリース会社の長期事業戦略」
田中 尚太(みずほリース株式会社、明治大学)
13:20~16:00 研究報告E:その他事例研究(各40分)座長:王 京穂(明治大学)
- 「大企業の持つ農業技術集約によるビジネスモデル提案」
飯野 藤樹(東京理科大学)・加藤 晃(東京理科大学) - 「学生寮の満足度に影響を与える潜在的要因・寄与度の実証研究」
高橋 遼平(株式会社共立メンテナンス)・加藤 晃(東京理科大学) - 「地方都市のインバウンド増客施策についての一考察~観光を有効活用して、観光が地域振興に寄与するためには~」
新堀 毅(NBRコンサルティング)・近山 俊也(ジョイパートナーズ) - 「大学におけるNFT(SBT)を活用したRWA×DePINによる価値創造についての一考察~web2からweb3に至る付加価値の可視化と適正分配~」
望月 利昭(学校法人明治大学)