会員各位
平素より学会の活動にご参加、そしてご理解とご支援を賜りありがとうございます。
本年2月開催のセミナー「生涯学習に向き合う 人・企業・社会~価値創造とリスクの視点で~」で基調報告いただきました東京大学の牧野篤教授とのご縁がきっかけで、先生が代表理事を務められる「人生100年社会デザイン財団」とのコラボレーションによる新しい研究会がスタートしました。
コロナ禍で多様な働き方/生き方への希求の顕在化する中、人材がよりいきいきと仕事をし、生きがいを感じることができる企業のありかたについて、牧野先生のこれまでの社会教育の知見(社会価値の追求)と、当学会関係者の有する企業での勤務経験(企業価値の追求、特に金融資本市場のメカニズムを熟知した会員)双方の視点から議論していこうという試みです。
既に2回のセッションが行われました。1回目、2回目とも議論のきっかけとして、当学会員の植田和典さんと百瀬旬さんから、ご自身の経験を基にした事例として、単一の企業風土に染まる弊害と、企業の外側にある世界からの体験・経験・学びの重要性についての話があり、その後、参加者がグループに分かれて自身の経験を語り共有しました。
第1回:2021年8月03日(火)15時~17時
第2回:2021年9月27日(月)15時~17時
2回の研究会を通じ参加者からは総じて前向きな評価をいただいています。今後は、「個人の生き方」から「組織のあり方」へと議論を移し、新しい価値創造に貢献できる人材が生き生きと働ける企業システムと社会システムについて検討してきたいと考えています。
現在、約20名の会員が参加登録(100年財団もほぼ同数の方が参加)いただいていますが、未登録者で参加希望の方は、氏名と所属を記載のうえ、下記のアドレスにメールにてご連絡ください。
第3回以降の研究会の案内を差し上げたますので、よろしくお願いします。
JAVCERM事務局〈info@javcerm.jp〉
以上