★日本価値創造ERM学会 24年度第8回研究会(特別講演会)★
24年度第8回研究会(特別講演会)を下記の通り、2012年12月21日(金)に開催いたします。
参加を申込まれる方は、件名を「研究会申込」と明記して
(1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を下記お申込先までEメールにてお申込みください。
【研究会参加申込先】
日本価値創造ERM学会事務局 ; javcerm@meiji.ac.jp
★日本価値創造ERM学会 24年度第8回研究会(特別講演会)★
講演(18:00~20:00)
「原発危機の経済学:社会が原発を受け入れる条件とは?」
一橋大学大学院経済学研究科教授 齊藤 誠
一橋大学大学院経済学研究科教授。1960年名古屋市生まれ。
1983年京都大学経済学部経済学科卒業、1983年住友信託銀行、1987年スタンフォード大学経済学部客員研究員、1992年マサチューセッツ工科大学大学院経済学研究科経済学博士課程修了。1992年ブリティッシュ・コロンビア大学経済学部助教授、1995年京都大学経済学部助教授、1998年大阪大学大学院経済学研究科助教授を経て、2001年より現職。2001年日経・経済図書文化賞、2007年日本経済学会・石川賞、2008年毎日新聞社エコノミスト賞、2011年全国銀行学術研究振興財団・財団賞、2012年石橋湛山記念財団・石橋湛山賞を受賞。専門分野はマクロ経済理論、ファイナンス理論、金融理論。著書に『原発危機の経済学』(2011年、日本評論社)、『競争の作法 いかに働き、投資するか』(2010年、ちくま新書)、『資産価格とマクロ経済』(2007年、日本経済新聞出版社)、『新しいマクロ経済学』(2006年、有斐閣)等がある。
【概要】
まずは、軽水炉発電の産業技術としての可能性を検討して、産業技術としては、決して筋が悪くないと言うことを論じたいと思います。その上で、国会や政府の事故調報告に基づきながら、事故原因の背景には、設備の不十分さというハードの側面と、人的対応のまずさというソフトの側面があって、いずれも、原発事故の教訓を踏まえれば、将来に向けて、修復していくことができることを論じたいと思います。一方で、これまでの原発推進の仕方は、利害関係者の中で本当の意味での合意を形成することに失敗してきて、この夏の再稼働問題でも、以前の状態に降り戻しのような進め方をしてきた面があります。そこで、原発が経済社会に定着するためには、利害関係者の間でどのような合意形成を進めていけばよいのかを、具体的に考えていきたいと思っています。
○日時: 2012年12月21日(金)18:00~20:00
○場所: 明治大学 アカデミーコモンビル9F 309E教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
○参加申込:(1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)を、
学会メールアドレス(javcerm@meiji.ac.jp)までお送りください。
【注】メール件名を「研究会申込」としてください。
○申込締切り: 12月17日(月)
(資料準備のため、事前申込みにご協力ください)
○参加費: 無料(今回は特別講演会のため)