参加を申込まれる方は、件名を「研究会申込」と明記して
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【研究会参加申込先】
日本価値創造ERM学会事務局 ; javcerm@meiji.ac.jp
第1部 講演(15:00~16:30)
「ドハーティ著『統合リスクマネジメント』を読む」
一橋大学大学院 商学研究科教授 保険とリスクマネジメント担当 米山 高生
大学院時代は保険経営史を専攻。
行った。米山高生『戦後生命保険システムの変革』同文舘、
ハリントン=ニーハウスの教科書(米山高生、箸方幹逸監訳『
公正保険料の概念を知らない保険実務家があまりにも多いことに驚
統計学、経済学、およびコーポレート・
新しい保険論の教科書と して、米山高生『リスクと保険の基礎理論』同文舘、
この間、金融庁「ソルベンシーマージンの基準等に関する懇談会」
金融庁保険の基本問題に関するワーキング委員等を歴任。最近は、
森平爽一郎教授との監訳で出版(森平爽一郎=米山高生監訳『
事業会社の視点をとりいれた統合リスクマネ ジメントの理論的フレームワークを教育プログラムに定着させるべ
その他の近年の出版物には、米山高生『物語で読み解くリスク と保険』日本経済新聞、
2008年および山下友信=米山高生監修『保険法解説:
現在、APRIA(アジア太平洋リスク保険学会)会長。
[要旨]
大学での保険およびリスクマネジメント教育は大きく変わりつつあ
「収支相等の原則」と「給付反対給付の原則」 から始まっていましたが、ハリントン=ニーハウスの教科書では、
二つの原則のかわりに、「リスクとは何か?」
保険をはじめとするリスクマネジメントの手法は、
そこで、軽減したり、移転したりするリス クとは何かということを知ることは重要なことです。
従来の保険論と新しい保険論の教科書のもうとつの重要な相違は、
後者は保険は市場で交換されるサービスであるという消費者の視点
このような保険教育の変化は、静かですが深いところで進行してい
財務会計、金融工学および保険数学の変化にも深く関連しています
このような変化の中にあっても、ドハーティ『
ムワークにまで高める点で大いに注目すべきMBAの教科書です。
いえ、
主体を事業会社とするようなリスクマネジメントのフレームワーク
ント手法は同一の機能を持ちますが、
で、彼のフレームワークは、
徴が集約されている資産サイドの問題や技術革新についてはさすが
ネジメントについて理論的に解き明かしてゆくという魅力がありま
短い時間なので、本書のすべてを解説することはできませんが、
より効果的な読み方についてアドバイスをしたいと思っています。
第2部 講演(16:30~18:00)
「『今求められる監査役と内部監査部門のあるべき姿』
-コーポレート・ガバナンスを支える監査役と内部監査の役割-」
日本電気株式会社 経営監査本部 シニアエキスパート 高瀬 浩幸
1986年に日本電気株式会社入社。
経理畑を歩み、
MBA、公認内部監査人。
[要旨]
いわゆる金融商品取引法(日本版SOX法)
監査役および内部監査人(内部監査部門)の連係が重要な要素とし
また、会社法の下では、内部統制システムに対する取締役・
内部統制システムの整備に関する監査役への期待はさらに強まった
それらを踏まえ、内部監査人(内部監査部門)
日本企業の特性を踏まえたコーポレート・ガバナンスを強力にサポ
本研究テーマは、
SOX法施行以降の米国では、
さらに強化している事例が多く出てきている。
○日時: 2012年10月19日(金)15:00~18:00
○場所: 明治大学 アカデミーコモンビル9F 309A教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/
○参加申込: (1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を、学会メールアドレス(javcerm@meiji.ac.
【注】メール件名を「研究会申込」としてください。
○申込締切り: 10月15日(月)
(資料準備のため、事前申込みにご協力ください)
○参加費: 法人会員(3枠) 無料
※4名からは非会員枠になります。
個人会員¥2000- 非会員¥5000-(当日受付でお支払いください)