24年度第5回研究会を下記の通り、2012年9月21日(金)に開催いたします。
参加を申込まれる方は、件名を「研究会申込」と明記して
(1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を下記お申込先までEメールにてお申込みください。
【研究会参加申込先】
日本価値創造ERM学会事務局 ; javcerm@meiji.ac.jp
★日本価値創造ERM学会 24年度第5回研究会★
第1部 講演(15:00~16:30)
「太陽光発電事業のリスク分析例の紹介」
明治大学グローバル・ビジネス研究科 教授 木村哲
早稲田大学理工学部卒、
日本興業銀行フィナンシャルエンジニアリング部課長、
みずほ第一フィナンシャルテクノロジー取締役投資技術開発部長を経て、2004年から現職
[要旨]
平成24年7月1日から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」
が始まった。
中でも太陽光の買取り価格は、20年間1キロワット当たり42円と、
事前予想を上回る高値となったことで、これまで様子見だった企業が
次々と発電事業への参入を表明している。
今回は、某企業の実務例から、FITを利用した20年間の太陽光発電事業に
かかわる様々な事業リスクをモデル的に認識し、
モンテカルロシミュレーションにより、ポートフォリオ分散投資効果も
含め、20年間IRRがどのように分布するかをリスク分析した事例を
紹介する。
なお、本件は、テス・エンジニアリング㈱取締役営業本部長山本一樹氏との共同研究による。
第2部 講演(16:30~18:00)
「ABL(Asset Based Lending)と事業会社のリスクマネジメント」
関西外国語大学 外国語学部教授 金城亜紀(きんじょう あき)
87年、東京大学教養学部卒業。同年日本興業銀行に入行。
92年、米国コロンビア大学経営学修士(MBA)。
日本興業銀行、IBMビジネスコンサルティングサービス、
ABNアムロ証券東京支店を経て、07年、ABL関連業務で世界最大手の
米ゴードン・ブラザーズと日本政策投資銀行との合弁事業である、
ゴードン・ブラザーズ・ジャパン 代表取締役CEOに就任。
11年より研究・教育活動に転じ、立命館大学金融・法・税務研究センターを経て、12年4月より現職。 Chartered Financial Analyst (CFA)。
著書:『事業会社のためのABL入門』 2011年 日本経済新聞出版社
[要旨]
Asset Based Lending(ABL、動産・債権担保融資)は、
在庫や売掛債権などの事業収益資産を担保とする。
ABLの担保は、換価価値による融資リスクのヘッジに加え、モニタリングにより債権者が債務者の
事業実態を「見える化」する。
伝統的な不動産担保融資とは異なる特性を有するABLを通して、
事業会社のリスクメネジメントにおける担保の意義を考えたい。
○日時: 2012年9月21日(金)15:00~18:00
○場所: 明治大学 アカデミーコモンビル9F 309A教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
○参加申込:
(1) 参加者氏名 (2) ご所属 (3) 会員種別(個人/法人/非会員)
を、学会メールアドレス(javcerm@meiji.ac.jp)までお送りください。
【注】メール件名を「研究会申込」としてください。
○申込締切り:
9月17日(月)
(資料準備のため、事前申込みにご協力ください)
○参加費:
法人会員(3枠) 無料 ※4名からは非会員枠になります。
個人会員¥2000-
非会員¥5000-
(当日受付でお支払いください)