日時:10月16日(金)15:00-17:30
場所:明治大学アカデミコモン9F 309E教室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
演題:「ERM:金融機関と事業法人のアプローチ
~共通の理解を求めて」
今回のパネルでは、金融機関と事業法人のERMアプローチ
を立体的に比較検討したい。金融機関は業法に基づいた
資本規制等の下で、リスク管理は定量的なアプローチが中心
であるが、事業法人では、資本規制等が適用されず、比較的
に、定性的なリスク管理アプローチを中心に発展してきている。
両者のアプローチは、このように一見異なる面もあるが、ERM
の本質的な部分に違いがありえるのであろうか(おそらく違い
はない)。また、お互いに利用できる部分や共通する部分も
多いのではないか。両者で共通する手法を明確にしつつ、
さらに互いが共通して使いうる手法等について前広に議論を
展開してみたい。
この議論を切り口として両者の共通の理解を醸成し、ERMに
対するそれぞれのアプローチをさらに発展させて行くことはでき
ないのか。異なる点を上げるだけではなく、共通する点やお互い
に活用できる点を考えて行きたい。
パネラー:
吉野太郎(東京ガス株式会社IR部リスク管理グループ主席)
原誠一 (PwCアドバイザリー株式会社パートナー)
森本祐司(キャピタスコンサルティング株式会社代表取締役)
モデレーター:
酒井重人(ソシエテジェネラル証券会社東京支店)
(敬称略)